歌川広重が描き上げた「東海道五拾三次」は発売当初から大人気となり、江戸の世に一大ブームを巻き起こしました。その後、広重自身の手によっていくつかのバージョンが生みだされ、旅情をかきたてる広重の代表作として定着しました。 それぞれのバージョンは作家や出版元の意向、経済状況によって、同じ宿場を描いていても構図や登場人物、色数が異なるなど、時代の雰囲気が色濃く反映されています。 本展では「東海道五拾三次」の保永堂版と丸清版の2バージョンを展示し、世相とともに変化し時代を席巻した浮世絵の魅力をご覧いただきます。
【特別展】モノトーン版画の深淵なる世界 池田良二展
2016.10.29(土)〜11.27(日)
★毎週金・土曜日は20:00まで
一般500円(大学生以下無料)
1947(昭和22)年、根室市に生まれた池田良二は、根室高校を卒業後上京し、武蔵野美術大学で油彩を学びました。28歳ころから独学で版画を学び、銅版などを駆使したモノトーンの版画作品を発表。また、故郷根室市においてアートプロジェクト「落石計画」を手掛けるなど、地域と密接に結び付いた作品を制作し、国内外のコンクールで受賞を重ねるなど高い評価を受けています。 本展は40年に渡る制作活動を、約70点の作品で振り返りつつ、最新作を含めて展示し、現在進行形で発信され続ける道東の美術をご紹介します。
昭和天皇は昭和11年、29年に釧路を行幸されています。釧路駅から幣舞橋を通り市街地を視察、また大楽毛の馬市を見学される様子を、多くの市民が出迎え、街は歓迎ムード一色に包まれました。 本展では昭和11年の行幸から80年の節目を迎え、市内各所を回られたその足跡や、六園荘でのお迎えなど当時の様子を、残された希少な美術館・博物館の資料で辿ります。
第91回道展 第61回釧路移動展
2016.12.6(火)〜11(日)★最終日は16:00までの開館
一般400円(高校生以下無料
第64回 釧路郷土作家展
【美術部門】2017.2.18(土)~26(日)
【書・写真部門】2017.3.4(土)~12(日)
入場無料 ★各部門最終日は16時まで